読書記録
- 『聖女の塔』篠田真由美(講談社ノベルス)
- 『雨のち晴れ、ところにより虹』吉野万理子(新潮社)
- 『キサトア』小路幸也(理論社)
- 『骸の爪』道尾秀介(幻冬舎)
- 『セカイのスキマ』田代裕彦(富士見ミステリー文庫)
- 『迷宮のレティーシア ポワロック氏の事件簿』大岩正幸(新風舎)
- 『第九の日』瀬名秀明(光文社)
- 『さくら草』永井するみ(東京創元社)
- 『京都祇園迷宮事件』海月ルイ(トクマノベルズ)
- 『顔のない敵』石持浅海(光文社カッパ・ノベルス)
- 『星降る楽園でおやすみ』青井夏海(中央公論新社)
- 『八月の熱い雨 便利屋〈ダブルフォロー〉奮闘記』山之内正文(東京創元社)
- 『幸せのかたち』松村比呂美(双葉文庫)
- 『華氏四五一度』レイ・ブラッドベリ(ハヤカワ文庫SF)
- 『ゆれる』西川美和(ポプラ社)
- 『天国の対価 おもひでや』宝珠なつめ(中央公論新社Cノベルズ)
- 『記憶の繭 おもひでや』宝珠なつめ(中央公論新社Cノベルズ)
- 『修羅の縁 佐馬之助無頼流始末』宝珠なつめ(学研M文庫)
- 『あかね雲の夏』福田栄一(光文社)
- 『天才たちの値段』門井慶喜(文藝春秋)
- 『闇の底』薬丸岳(講談社)
- 『遺す言葉、その他の短編』アイリーン・ガン(早川書房)
- 『シャドウ』道尾秀介(東京創元社)
- 『ヴェサリウスの柩』麻見和史(東京創元社)
最近まったく感想を書く気力が湧いてこないのだが、それでも本は読んでいて、この時期に読んだものはかなりの確率で当たりが多かった。
途中まで読んだ松尾清貴の『ルーシー・デズモンド』(小学館)は、あまり面白味の無いペダントリに満ちているが、印象はほとんど「秦建日子『推理小説』(河出文庫)の超ロング・ヴァージョン」という、あまり芳しくないもので……この作者はデビュー作『簡単な生活』(小学館)のほうが、丁寧に書かれていて断然良かった。